地震・豪雨が過ぎ、落ち着く暇もなく連日38度を超える猛烈な暑さになっております。
自然仕立て手摘み茶園は、摘採後枝を深く刈り落とし生育してきた芽を来年の親葉として伸ばし続けます。通年、来年の親葉となる新芽が順調よく生育する時期ですが、現在は連日の異常な猛暑により葉焼けをおこした状況になっております。葉面温度は約50度!樹の蒸散と水分供給のバランスが取れない温度で、しかも新芽摘採時に高遮光と多肥栽培で樹にもダメージがあり、出てきた新芽も軟弱な新芽になっているため葉焼けを更に助長しています。梅雨明けが早かったため日除けを早い時期からしており干ばつ対策はしていたのですが、日除けのしている園場でも葉焼けをしている異常な温度です。葉焼けをおこすと来年の収量や品質にも影響が出るため、一日も早く温度が平年並みに戻り順調な生育になるよう祈るばかりです!