本年度は、冬は冬らしく春は春らしい季節の移り変わりをしており、雨も適度に周期的に降っている好条件です。昨日、京都茶研より【萌芽宣言】が発表されました。平年の三日早い【萌芽宣言】です。
このような好条件ですので、温度が上がれば新芽の生育は旺盛になり、一気に多忙な作業になります。
宇治では、覆い下手摘み遮光栽培ですので遮光のタイミングも非常に繊細で重要な作業になります。
伝統本ズ栽培では、ヨシ簾と藁で遮光を行い、年によっては三回以上の段階遮光を新芽の生育を観察しながら藁の振り方と量で調整していきます。
春らしい春が継続して、美味しいお茶を皆様にご提供できるよう願うばかりです!