現在、改植の準備を急ピッチで進めております。
就農当時は、在来種茶園が9割、品種茶園が1割でしたが、30年を経て全園を品種茶園にいたしました。
茶の苗木を植えてから約4年から5年で摘採できる茶園に育ち、約30年以上、選んだ品種と付き合う事になります。
そのため、品種の選定は30年後の姿を考え、消費されるニーズや30年間高品質で丈夫な樹を育てて行くために自園の土壌の弱点を徹底して改良して行きます。
多種多様な品種が、近年品種登録されておりますが、宇治の気候や宇治の碾茶に合う品種、宇治の栽培に合う品種を熟考中です。
この茶園も息子の茶園になり、継承されます。
紅葉も進んでおりますが、今年の紅葉は、少し色合いが悪いため、春から秋が順調な四季では無かった事を自然界から受け取り、茶栽培に活かし最善を尽くす所存です!
また、ご縁を頂戴しております、石清水八幡宮様より御献茶審査にて、光栄な賞を賜り、心より深く感謝申し上げます。