近畿、東海地方の六府県が主催する第七十四回関西茶品評会が甲賀市水口町のJAこうか本所で審査会が行われ、てん茶の部において一等一席、栄えある農林水産大臣賞と、産地賞を受賞する事が出来ました!
これもひとえに、お茶摘みの皆様・製造に関わって頂いた皆様・手選り精選の皆様・各茶業関係各位の皆様…書ききれないほどの皆様のおかげと、一つでも欠落してはならない良きご縁の繋がりに、心より深く感謝申し上げます。
また、審査会を実施して頂きました主催様、審査員の皆様、関係各位の皆様に、厚く御礼申し上げます。
今年の摘採期は、今まで経験した事の無い「旬」の見定めと、今までのマニュアルにない製造のポイントを瞬時に見つけなければならない、非常に難しい茶期でした。
その難しい茶期を乗り切れたのは、就農から試行錯誤し、宇治伝統栽培と革新の融合の経験値で、一年の栽培が充実した事が根底となり、結果に繋がったと考えております。昨年受賞した息子の茶園の調子が悪く、何度も話し合いましたが、自身の名義出品はせず、私の名義出品となり、私が描く継承こそ宇治茶の発展に繋がる想いとは反する形となりました。
いつまで続くか予測も出来ないコロナ禍に、ダメージを負った一次産業にお力添えをして頂いております、知事様、宇治市長様、市議会議長様、JAやましろ組合長様から、いち早くお祝いのお言葉を頂戴し心より深く御礼申し上げます。
産地賞受賞を本当に喜んで頂ける宇治市長様に産地賞受賞をお届けでき、感無量です。
後継者が安心して継承できる生産現場となる宇治市を、何卒よろしくお願い申し上げます。